映像作品のBGMを研究するシリーズ、今回はアニメ「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」です。
2010年にOVA、2016年にTVシリーズで放送された、比較的新しいガンダムシリーズの人気作です。
ここでは「機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096」のBGMと見どころの考察、作品が観れるサービスのご紹介をしています。
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視聴サービス
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見どころ
宇宙世紀の正統続編
ガンダムUCの舞台は宇宙世紀0096、すなわち「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」から3年後の世界が描かれています。
そのため、人物やモビルスーツ設定などが宇宙世紀シリーズのものを踏襲しており、私のようなファーストガンダム世代からの人気が非常に高い作品です。
ブライトやカイ、ハサン先生やベルトーチカといった懐かしいキャラクターが登場したり、モビルスーツもZガンダムやZZガンダムに登場した機体(ガザDやドライセンなど)が出てきたりします。往年のガンダムファンにはたまりません(笑)
モビルスーツもド派手
もちろんオールドファンを喜ばせるだけの作品ではなく、新しい要素もたくさん盛り込まれています。
主人公機のユニコーンガンダムは通常時はシンプルなデザインですが、デストロイモードを発動すると、赤い光を放つガンダムタイプに”変身”します。

そして個人的には旧ジオン軍のデザインを踏襲した「クシャトリア」のデザインがかなり好きです。キュベレイやクィン・マンサを彷彿とさせる、いかにもジオン系・中ボス的なデザインがオールドファンの魂をくすぐります。

フル・フロンタル
そして何よりもファーストガンダム世代を刺激するのが、ラスボス的立ち位置の「フル・フロンタル」です。
見た目や言動、パイロット技術、そのすべてが行方不明になったはずのシャア・アズナブルそのものというキャラクター。

彼は一体何者なのか!?まだ作品を見ていないファーストガンダム世代は必見です!
BGM
BGM作曲は巨匠 澤野弘之氏。
フルオーケストラで描かれたドラマチックで派手な音楽の数々は、アニメサントラの域を大きく超えたクオリティです。
UNICORN
主人公機の名前をタイトルに持つ、非常に印象的な楽曲。いろいろなコンテンツでBGMとして使用されているので、聴いたことのある人も多いかと思います。
ドラマチックで派手なオーケストレーションは、BGMとしてではなく単体での聞き応えも抜群です。
FULL-FRONTAL
敵の総帥であるフル・フロンタルのテーマ曲。作中ではそれほど多用されていませんが、愛機シナンジュで迫り来る様子はシャア・アズナブルそのもの。
アップテンポでパーカッシブ、かつ重厚という、フル・フロンタルのイメージをそのまま表現したような曲です。
この曲をファーストガンダムのシャアの戦闘シーンで使ったらカッコ良さそう…。
RX-0
こちらも壮大系オーケストラですが、UNICORNと比べると未来へつながる明るさが際立つ爽やかな曲です。
作中では、一時的にガランシェール隊に同行したバナージが、キャプテンに別れを告げる場面で使われたのが印象的です。
まとめ
ファーストガンダム世代に人気のガンダムUC、そのBGMも絶品です。
過去に試聴したことがある人も、BGMに着目してもう一度作品を見てみると面白いと思います!
