エレキギターの定番エフェクトのひとつである「ワウギター」。
独特な音色変化で、ファンクやロックで多用されます。
この記事では、音楽制作ソフト「Logic Pro」を使って、手軽にワウギターのフレーズを再現する方法をご紹介します。
音源やプラグインもLogic Proデフォルト付属のものを使用しますので、DTM初心者でも簡単に再現可能です
プラグイン「Fuzz-Wah」
今回使用するのはLogic Proデフォルトプラグインの「Fuzz-Wah」です。

簡易的なエフェクターですが、ワウの基本を覚えるには最適とも言えます。まずはこれを使いこなし、その後に高性能なエフェクトプラグインを購入するという流れでも良いと思います。
ワウフレーズ作成
ここからは具体的な制作方法です。
ギターフレーズ打ち込み
まずはギターフレーズを作成します。
ワウギターの特徴が活かしやすい単音カッティングフレーズを作ってみました。
Fuzz-Wahを使う場合は、ベロシティを70〜80ぐらいにすると歪みが少なくなり雰囲気が出ます。
カッティングギターの具体的な制作方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください!

プラグイン挿入
作成したギターパートに「Fuzz-Wah」を挿入します。
ミキサー画面の「Audio FX」から「Filter」→「Fuzz-Wah」を選択。

今回はFuzz-Wahのデフォルトプリセット「Responsive Wah-Wah」を使ってみます。

あとは再生しながら「アタック」と「リリース」のつまみを調整し、好みの音色に設定しましょう。
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完成
ここまでくれば完成です。他のパートと合わせてみましょう。
ステレオ感を出すため、少しだけパラメーターを変えたワウギターをL Rで2本入れてみました。
通常音のエレキギターに比べて、かなりファンキーなイメージが強まったと思います。
まとめ
ワウギターは特徴的な音色のため、最初は使いにくさを感じるかもしれませんが、慣れてしまえば手軽にファンキーな雰囲気を出すことができます。
ファンク・ソウル系ミュージックで特に有効です。このジャンルを作るときはぜひ活用しましょう!
このブログでは、DTMで生演奏のようなクオリティーを出すためのテクニックを他にも多数公開しています。
ぜひ参考にして、より高いレベルの楽曲制作を目指しましょう!
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