超おすすめ記事 PR

大げさに言うと妻に人生救われた話。人生なんて40歳からでも50歳からでも、100歳からでも変えられる

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

数年前、フリーランスのサウンドクリエイターとして独立する直前に、会社の上司が私に何気なく言った言葉があります。

上司

いやー、40歳越えてから会社辞めてフリーになるなんて、なかなか無謀だねぇ。普通はもっと若いときに独立するもんじゃないの??

その上司は非常に理解のある、頼れる上司ではあったのですが、その言葉には少しだけ違和感を覚えました。

それまではフリーになるタイミングに年齢が関係あるとは考えていなかったため、その言葉を聞いたときに初めて「今からフリーになる自分の年齢」というのを意識しました。

40歳を超えてからフリーランスになるのって遅いの?

もしかして、もっと若いうちにやらなきゃダメだったの?

私の中に小さな「迷い」が生まれました。

【時間の浪費=人生の浪費】広告収入と印税収入が同時に入金され、労働が全てではないと理解した話アフィリエイト収入と音楽の印税収入が少額ながらも同時に入り、会社勤めだけが収入源ではないと実感しました。お金を稼ぐ手段はかなり増えています。...
【人生を変えたければ環境を変えるしかない】無気力は感染する。妥協した環境にいてはいけない【転職・独立】【転職・独立】まわりが意識の低い人たちばかりなのであれば、思い切って環境を変えてしまったほうが自分の成長につながります。「現状維持をしようとしていては、現状維持すらもできない」私が常に意識している言葉です。日々、変化することを意識しよう。良くも悪くも、変化することが成長につながるはずです。...

人生を変える、究極というほどでもない選択

契約社員か、退職か

私はかなりの長期間「委託契約でありながら、ほぼフルタイムで出勤して仕事をする」という、いわゆる雇われフリーランスのような立場で働いていました。

最近ではウーバーイーツの配達員が同じような契約形態の働き方ということで話題になってました。建前はフリーランスですが、実態は非正規雇用と大差ない働き方になっていることがほとんどのようです。

私の場合は、フリーランスの作曲家として、すでにある程度の収入があったため”フリー作曲家とフルタイム出勤業務”の2本軸という働き方だったのですが、会社側が急に「その契約形態はあんまりよろしくない」と言い出したワケです。

15年ぐらいこの契約形態で働いてたんですけどね(笑)

で、会社側からはこんな提案を出してもらいました。

上司

まずは契約社員になって、そこから正社員を目指してみない?

ちなみにこの会社、誰もが名前を知る大手企業の直系子会社です。専門学校卒で学歴のない私にとっては悪い条件ではありません。というより、将来の安定を考えたらかなりの好条件だったと思います。

しかしこの場合、現時点ではこの会社は副業を認めていないため、これまでやっていた音楽制作の仕事をおおっぴらにはできなくなってしまいます。

会社にバレないように音楽の仕事を続けることは可能だったかもしれませんが、社員になって業務量が増えた場合、時間的に音楽の仕事ができる保証もありません。

ようやく目標であった作曲家としての仕事が増えてきた矢先の話だったため、私は迷いました。

そりゃーもう、ちょー迷いました。

さんざん迷った末、契約社員として働く決断をしましただって嫁もいるし、子どももこれからお金かかるし、安定のほうが優先でしょ。

ヨメさんに伝えたら

当然、まずは嫁に「契約社員になる」ことを伝えました。その時のヨメの言葉はこうです。

ヨメサン

その決断は間違っている。

!?

ヨメサン

アンタはそもそも組織の仕事に向いてないし、今までも社員になってロクな目にあってない。絶対に自分のやりたいことをやったほうが良い結果になる。

!!?

正直、予想外の反応に驚きました。普通なら安定を求める選択を勧めてきそうなものですが、やりたいことやったほうが良いと言うのです。

でも、そうすると収入が…。

ヨメサン

大丈夫、私が稼ぐ。

!!??

そこから先のヨメの行動は本当に早かったです。

まずは新たに「家事代行サービス」のスタッフに登録し、その仕事をしながら、以前からの目標である「保育士資格」の勉強を独学で開始し、翌年にはホントに資格を取得。現在も保育士として働いています。

有言実行とはまさにこのこと。

私が中途半端な働き方でウダウダ迷ってる間に、嫁はあっという間に生活の基盤を作ってしまったワケです。すごすぎる。うちのヨメはこんなにすごかったのか…。

ここまでされたら「やっぱ契約社員で〜♪社員目指して〜♫安定して〜♪」なんて言えるわけないじゃないですか(笑)

嫁の行動は、私がフリーランスとして活動する大きな後押しとなりました。

※時系列的には
【ヨメが家事代行始める→私がフリーになる→ヨメが保育士資格取る】ですよ。

【経済格差解決】ロスジェネ世代に決定的に不足している能力は「他人に頼る力」自己責任という言葉の呪縛から逃れよう。ロスト・ジェネレーション。すなわち「失われた世代」。ひどい呼称だと思いませんか?私は怒りすら感じます。この世代に共通して足りていない能力は「他人に頼る力」。自己責任という言葉にとらわれてはいけません。...

「やる」か「やらない」か

嫁が独学で勉強を始め、保育士資格を取得したのが40歳のとき。

そして私がフリーランスになったのが41歳のとき。無謀だなんて言われましたが、意外となんとかやっていけてます。

結局のところ、行動を起こすのに年齢は関係ないと思います。

「やる」か「やらない」か、ただそれだけなんです。

これから先も、人生を左右する選択をしなくてはならない場面が何度か訪れるとは思います。

そんな時は、多少無謀でも「自分のやりたいこと、目標とすること」を基準に、選択肢を選んでいきます。きっとそのほうが良い結果につながるような気がするから。

もし、多少悪い結果になったとしても、そこからまた良い方向に行くための選択肢は絶対にあるはずです。

妥協せずに選んだ決断なら、それはきっと正しい選択です。

ヘンリー・フォードの言葉

フォード・モーターの創始者、ヘンリー・フォードの残した言葉に、こんな名言があります。

二十歳であろうが八十歳であろうが、学ぶことををやめた者は老人である。
学び続ける者はいつまでも若い。
人生で一番大切なことは、若い精神を持ち続けることだ。

“ヘンリー・フォード”

学び続ける(=行動し続ける)人間はいつでも若く、逆に学ばない人間(=行動しない)は何歳だろうと老人である。前向きすぎる言葉です。

年齢を理由に人生に迷うことがあったら、この言葉を思い出して突き進みましょう。

【仕事での男女差別と職業差別】新卒のとき、社長のけっこう強烈な差別発言を受け、私は無言で会社を去った新卒で入った会社で強烈なジェンダー差別発言を受けて会社を辞めたときのロクでもない体験談。納得行かないことに従ってはいけません。...
関連記事はこちら
考え方・働き方

フリーランスは意識的に運動を取り入れ、食事に気を使おう【健康じゃなきゃ稼げない!】

2021年3月18日
STUDIO-incho3 サウンドクリエーター 荒井智典 オフィシャルサイト
フリーランスとして働きだして数年。最近はテレワークが推奨されていることもあり、すっかり家から出る機会がなくなってしまいました。 …
アホ体験談

【悲劇】女性向けアダルトビデオを「仕事で」見ていたら、嫁に見つかりゴミを見るような目で見られた話

2021年12月1日
STUDIO-incho3 サウンドクリエーター 荒井智典 オフィシャルサイト
もう10数年前の話ですが、私はとある都内のベンチャー企業に勤務していました。 当時流行していた「韓流」の情報サイトで売上を伸ばし、新 …