ニンテンドースイッチのダウンロード専用ソフトとして、往年の名作「魔界村」の完全新作「帰ってきた魔界村」が配信開始されました!
「魔界村」「大魔界村」をベースとして、超絶難易度はそのままに、独創的なグラフィックで大幅グレードアップ。
ファミコン世代ど真ん中の昭和50年男としてはプレイしないわけにはいきません。
当時、アクションゲームの苦手な小学生だった私は、初代魔界村を一周クリアすることさえ出来ませんでした。今こそリベンジの時!!
基本内容
プリンセス救出作戦
ゲーム内容をおおざっぱに説明すると「魔王にさらわれたプリンセス救出のため、一人の勇敢な騎士が単身魔界に突入する」という超王道ファンタジーです。
魔王がなぜプリンセスを誘拐したのかはイマイチ不明。このあたりは毎回理由もなくピーチ姫を拉致監禁する大魔王クッパに通じるところがあります。
主人公 アーサー
主人公は王国の騎士アーサー。いちごパンツが世界一似合う漢の中の漢。
たぶん全ゲームの主人公キャラの中でもトップクラスの死亡率を誇ります。
槍やナイフを無制限に投げまくり、迫りくる敵をバッタバッタと倒しまくります。
アーサーさん
このアーサーさん、手足を全力でバタバタと動かして走るフォームに反して、足が非常に遅い。
鎧を着ているから遅いのかと思いきや、パンツ一丁になってもやっぱり遅い。この足の遅さが難易度上昇にもつながっています。
魔界村の村民のみなさん
迎え撃つのは魔界村の住民、すなわちゾンビやゴーストといったモンスター軍団です。
モンスターたちの攻撃力は、ザコ・ボスに関わらず全員同じです。触れただけで鉄の鎧を破壊し、肉体が触れれば一瞬にして白骨死体にされてしまう恐るべき攻撃力を、敵キャラクター全員が持っています。
カラスの羽に触れようが、コウモリの羽に触れようが、さらにはギロチンの刃のついていない側面に体当たりしただけでも白骨化します。
ちなみにアーサーさんは落下には強く、地面さえあればどんな高さから落ちても全然平気です。でも水に落ちると即死。なぜだ。
元祖死にゲー
主人公は打たれ弱いうえに、敵は数に物を言わせて押し寄せてきます。しかも出現箇所や行動パターンは多数あるため、型にはめた攻略がなかなかできません。
さらにはギロチンやら消える床やら落石やら溶岩やらの即死ギミックも満載。
プレイヤーは何度も何度も何度も死にまくり、少しずつ攻略法を見出していくワケです。もはや精神修行に近い。
プレイ開始
難易度は4段階あり「見習い騎士」「若き騎士」「孤高の騎士」「伝説の騎士」の順に上がっていきます。
とりあえずノーマルモード的な「孤高の騎士」でプレイ開始!
墓場ステージ
まずは進行ルート選択。墓場と処刑場がありますが、今回は墓場へ向かいます。処刑場に行ったら何度処刑されるかわかったもんじゃありません。
墓場ステージは当然のようにゾンビがワラワラと出現します。このあたりはまだまだ序の口、難易度もそれほど高くはありません。つっても30回以上は死んだけど…。
そしてステージ中盤に差しかかると、魔界村シリーズを代表するアイツが登場します!
赤い悪魔
レッドアリーマー!
魔界村シリーズを極悪難易度に押し上げる要因の一つと言える敵キャラが、より悪魔的な風貌になって帰ってきました。しかも登場ムービー付き。
初代魔界村でもステージ1の中盤に登場しましたが、そんな早い段階で登場するわりには異常に強い。
しかも今回の彼は、こちらの攻撃をかわします。通常状態で攻撃を当てるのはほぼ無理です。
現時点では空中タックルや地上タックルに対してカウンター攻撃をしかける以外に攻略法がありません。ノーダメージで倒すのは至難の業です。攻略法求む!!
なつかしい敵キャラたち
無事レッドアリーマーを倒して先に進むと、初代魔界村にも登場した懐かしい敵キャラたちが次々に出現します。ノスタルジー。
正面からの攻撃がきかないフライングアーマーに、神出鬼没のウッディピッグ。ウッディピッグは数に物を言わせて押し寄せてくるため非常に厄介です。
さらに追加で30回ぐらい殺され、ようやくステージ1のボスにたどり着きます。
一角獣
ステージ1のボスは初代魔界村と同じ、一角獣です。
グラフィックがパワーアップし、なかなかのド迫力。
攻撃パターンも体当たり、ジャンプ攻撃に加えて、後方軸からの棍棒攻撃など多彩になっています。1面のボスとは思えない初見殺しの圧倒的強さです。
とはいえ、一角獣のの行動パターンは限られるので、何度かトライすればかんたんに倒せるようになります。慣れてしまえば道中のザコ軍団やレッドアリーマーのほうがよっぽど強い。
いざステージ2へ
なんとか一角獣を撃破し、ステージ1をクリア!
すでに死にすぎて心が折れそうになっていますが、小学生時代のリベンジのために1周目クリアを目指して突き進みます!!