オリジナル曲によるピアノ演奏で活躍される西村由紀江さん。私がミュージシャンとしてもっとも尊敬するプレーヤーの一人です。
クラシカルで繊細な曲から情熱的で激しい曲、そして美しく雄大な曲までジャンルを問わない幅広い曲調と、その穏やかな人柄で多くのファンを集めています。
個人的にはヒーリングピアノプレーヤーとしては国内最高峰だと思っています。
今回は西村由紀江さんの代表曲と言える癒しの名曲たちをいくつかご紹介させていただきます。
そういえば私、ヤマハ在職中に西村由紀江さんとお仕事をご一緒するチャンスが一回だけあったんですよね。着メロ関連だからもうかなり昔だけど…。
いろいろタイミングが合わず、残念ながらお仕事をご一緒することはできませんでしたが…。
一緒に仕事してたら、今よりも大ファンだったかもねぇ…。
癒しの名曲
誕生
コンサートでは一番最初に演奏されることが多い、西村由紀江さんの代表曲の一つ。TVなどでも演奏されたため、聞いたことのある人も多いと思います。
A-B構成のシンプルなリフレインながら、やさしさと懐の深さ、そして中間部の一瞬の切なさ。さまざまな感情を豊かに表現した、心に響く名曲です。
ベスト盤「Smile Best」「Yukie Nishimura 30th Anniversary 〜Beautiful Days〜」にそれぞれ別バージョンが収録されています。「Beautiful Days」収録版は葉加瀬太郎氏とのコラボ演奏が素晴らしいです。
やさしさ
とても人気の高い西村由紀江さんの代表曲の一つ。私もこの曲大好きです!
西村さんの人柄を表現するかのような、まさに「やさしさ」と「懐の深さ」を感じさせる癒しの名曲。
シンプルなメロディと伴奏パターンながら、全編でテンションコードを多用し奥行きを感じさせる複雑な一面も持っています。
演奏もそれほど難しくはないため、ピアノ中級者程度であれば自分で弾いてみるのも楽しいと思います。楽譜はヤマハの「プリント楽譜」にてDL販売中です!
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夢をおいかけて〜薫のテーマ
西村由紀江さんがBGMを担当したドラマ「101回目のプロポーズ」サウンドトラックより。
全編に渡って4分音符で刻まれるコード伴奏と、それに合わせて展開される切なく趣深いメロディは非常に印象的です。
ドラマの内容も相まって、聞いているだけで場面が浮かぶ名曲です。
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手紙
2002年発売のアルバム「しあわせまでもう少し」収録の人気曲。現在はベスト盤などで聞くことができます。
切ないメロディがドラマチックに展開していきます。もうね、このブログ書くために改めて聴いているだけで涙が出そうになります。。
西村由紀江さんの曲には切なく悲しい曲も多数ありますが、その中でも「手紙」は独特の存在感を放ちます。
素敵にモーニング
爽やかで聞き心地よい、まさに朝のひとときに聞きたい一曲。
オリジナル版もギターやパーカッションとのアンサンブル曲でしたが、現在発売されているベスト盤でもジャズトリオバンド風のアレンジになっており、さらに爽やかさが増しています。
天気の悪い日でも爽快な気分になれる、一日の始まりに毎日聞きたいナンバーです。
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微笑みの鐘
こちらも「素敵にモーニング」同様、朝に聞きたい爽やかなナンバー。透明感のある素敵な曲です。
爽やかさの中にも凛とした輝きがあり、ドラマチックで壮大に展開する様子は圧巻。
ベスト盤収録バージョンはストリングスとのアンサンブルが素晴らしいです。
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あなたに最高のしあわせを
ベスト盤「Piano Switch」の1曲めを飾る、タイトルからして幸せにさせてくれそうな曲です。
冒頭、一瞬マイナー調に聞こえるため「暗い曲かな?」と思わせておいて、その後は美しく優しいメロディが展開します。
とっても心が穏やかになる、スローテンポで優しいナンバーです。
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あたらしい風
「Piano Switch 2 〜Piano Love Collection〜」1曲めに収録。
神秘的なアルペジオから始まるイントロ、そしてアップテンポで軽快に奏でられる爽やかなメロディはまさに「あたらしい風」。
落ち込んだ心をリフレッシュさせてくれる、最高の癒しを得られます。
ビタミン
アルバム「ビタミン」1曲めに収録。
ギターやパーカッションとのアンサンブル曲で、西村由紀江さんの曲の中ではかなりリズミックなナンバーです。
とはいえ、優雅なメロディや中盤のヴァイオリンとのユニゾンは美しく、ある意味では西村由紀江さんらしさが光る1曲です。
爽やかで元気が出る曲なので、1日の始まりに聴くのがオススメです!
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オルゴールを聴きながら
1990年リリース「風色の夢」収録曲。現在はベスト盤「Smile Best~selfcover collection~」や「Piano Switch」でそれぞれ別バージョンが聴くことができます。
ヤマハのピアノ教室テキストにも収録されているので、知っている人も多いかと思います。
オリジナル版はインドのパーカッションであるタブラとのアンサンブルでしたが、Smile Best verではイントロや中間部にオルゴール音のサンプルを入れたアレンジになっています。
流れるように優雅なメロディは、輝きと透明感をたっぷりと感じさせてくれます。
心穏やかになる珠玉のナンバーです。
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i・no・ri
1998年リリースのアルバム「大地のうた」収録曲。ベスト盤「Smile Best~selfcover collection~」にも収録されています。
繊細で優しいメロディ、それでいて優雅なダイナミックさも併せ持つ、表情豊がな楽曲。
聞いていると、まるで時間がゆっくりになるような感覚になります。聞き手の心まで豊かになる曲です。
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水面のワルツ
2013年リリースのアルバム「ビオトープ」1曲めに収録。
西村由紀江さんのワルツは何曲かありますが、個人的にはこの曲が一番好きです。特に流れるようなイントロが大好きです!
軽やかで優雅、そして透明感あふれる旋律は心を軽やかにリフレッシュしてくれます。
扉をあけよう
2003年発売アルバムの表題曲。現在は「My Stories」収録のものを聴くことができます。
切なくも力強く前向きなメロディが印象的な一曲。私個人的には「やさしさ」に次ぐ大好きなナンバーです。
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まとめ
今回は西村由紀江さんの代表曲とも言える13曲をご紹介させていただきました。
本当はこれ以外にもご紹介したい名曲がたくさんあります!特にレーベル独立前の2007年以前の曲もたくさんご紹介したいのですが、キリがなくなってしまうので今回は割愛。
西村由紀江さんはライブツアーもたくさん行っています。機会があればぜひライブにも足を運んで下さい。素晴らしい癒しの世界を堪能できます。