2021年7月から参入を開始した著作権フリーBGM販売サイト「Audiostock」。
開始から約1年が経過し、いろいろ考えるべき課題や今後の対策も少しずつ見えてきました。
参入から1年、新参者がどの程度の成果が出せたのかを公開していきたいと思います〜。
これまでの経緯は下記の記事をご参照ください〜。



1年間の推移
投入曲数
2022年8月31日現在、オーディオストック投入曲数は463曲。内訳としてはBGMが459曲、歌ものが4曲です。
2月の時点では310曲だったので、半年で153曲追加したことになります。

1ヶ月平均だと25曲ちょいぐらいの投入ペースです。参入当初と比べると若干ペースダウンしていますが、まあそれなりの曲数はキープできているかと思います。
楽曲の内容
オルゴールオーケストラシリーズ
以前に勤めていた会社で作成し、お蔵入りになっていた「オルゴールオーケストラシリーズ」。
本来は着うたとしてリリースする予定でしたが、残念ながら会社自体が倒産して行き場を失っていたため、AudioStockでリリースすることにしました。
これが約100曲x2バリエーションで200曲ほど。
サブスクのDL数にはかなりのバラつきがあり、月間の再生数は多い曲だと60回程度、少ない曲だと5回程度です。このバラつきを抑えるのが今後の課題と言えます。
とはいえ、このオルゴールオーケストラシリーズはもともと人気の高いクラシック曲のDLが多い傾向にあり(第九とか木星と)、人気の低いマニアックなクラシック曲のDL数を上げるのは難しいかもしれません。

オリジナル曲
サブスク売上の主力となっているオリジナル曲。
参入当初は過去のボツ曲をブラッシュアップして投入していましたが、ストックが尽きてからは新たに楽曲を作成、投入しています。
特に歌モノは人気が高く、サブスクでもそれなりの金額を稼いでくれています。
月間再生数は100回を軽く越え、サブスク売り上げの主力となっています。
ただ、当然ですが歌ものは制作に大きな手間がかかる(作詞やボーカル依頼など)ので、そう簡単には増やせないのが痛いところ。
時間の余裕を見て、少しずつ追加していければよいと思っています。
クラシックチップチューン
オリジナル曲の中でも、チップチューン(ファミコン風の8bit音源を使用した曲)はそこそこの人気のため、著作権の切れているクラシック曲や童謡・民謡をチップチューンにアレンジしたシリーズの制作を開始しました。
このシリーズもオルゴール同様、もともと人気のある曲がDLされる傾向にあります。
ますは100曲ほど投入し、様子を見ていこうと思います。
■著作権フリー音楽リンク
【感動・壮大系BGM】
【美しい・癒し系BGM】
【オーソドックス・日常系BGM】
【ロック・ダンス系BGM】
【シチュエーション別・バラエティBGM】
【オルゴールオーケストラアレンジ】
半年間の売り上げ!
2022年2月から8月までの半年間の売り上げはこんな感じです!
定額制(サブスクリプション)売り上げ
まずは定額制プランの報酬。

労力に見合っているかと言われると厳しいですが、曲数の増加に伴い少しずつ上がってはきています。
1曲単価にすると約16円!もうちょい上げないとイカンな(笑)
音楽配信&提携サービス報酬
音楽サブスクでの再生報酬と、TicTokなどで使用されると入ってくる報酬です。

こちらも金額は微々たるものですが、私の知らない場所で曲を使っていただけるのは嬉しいですね。感謝です。
DL販売報酬
楽曲単体での売り上げは、この半年間で8曲。金額にして¥11,220。
前の半年より少しだけ増えました。
売り上げはサブスク主体で考えていたので、単発で買っていただけるのは素直に嬉しいです。
合計
2022年2月〜8月までの半年間の合計売上金額!

¥53,103 という結果でした!
8月は単体購入が2件あったため、単月での売り上げが1万円を突破しました。わーい!
この調子で月の売り上げを2万、3万と増やしていきたいところです。
コンピレーションアルバム配信
コンピレーションアルバム配信も少し増えました。
21ルバムで全34曲。Apple MusicやAmazon Musicなどの主要な音楽サブスクリプションで配信されています!

今後の課題
今後の課題ですが、サブスクでのダウンロード数を伸ばすためには、まずは楽曲を聞いてもらわないことには話になりません。
逆に、聞いてもらえさえすればダウンロードしてもらえる確率は大きく上がるはずなので、まずは楽曲の検索順位を少しでも上位表示させるためのテコ入れをしてみたいと思います。
再生回数のリスト化
AudioStockサイト上での再生回数をエクセルでリスト化し、各曲の月間再生回数を確認してみたところ、多い曲は月間50回〜70回も聴かれているのに対し、少ない曲は10回にも満たないことがわかりました。
全体平均だと、1ヶ月の再生回数は1曲につき約23回。これを平均30回ぐらいまで上げることができれば、サブスク売り上げもそこそこ上がるのではないでしょうか…?
①タイトルとダグ付けをテコ入れ
2022年6月、月間の再生回数が20回を下回っている楽曲のタグ付けとタイトルを変更してみました。
すると、曲によっては月間の再生回数が30回以上増加したものもありました。適切なタイトルとタグ付けはかなり効果がありそうです。
ただし、当然ながら効果がまったくなかった曲や、逆効果だった曲も多数あります。
現在稼げている曲のダウンロードを下げてしまっては元も子もないので、まずは再生数の少ない曲(=稼げていない曲)をテコ入れし、全体の底上げを狙います。
②ダウンロード単価を上昇させる
①の再生回数増加のための施策の延長ですが、現在はサブスク売り上げの1曲単価が16円程度です。
これを20円程度まで引き上げることができれば、現在の曲数でもサブスク売り上げだけで月間1万円に達する計算になります。
結局のところ、今後の対策としては
- 曲数を増やす!
- 適切なタグとタイトルで検索順位を上げる!
ということに集約されそうです。
まとめ
ここからの短期目標として
- サイト上での平均再生数 30回
- サブスク売上 1曲単価 20円
このあたりを達成できればと思います。まあ、自分でコントロールするのが難しい目標ではあるので、あまり気負わずに、気長に地道にやっていこうと思います。