近年、巣ごもり需要&スマホでの取引が簡単にできるようになったことをきっかけに、株式投資を始める人が増えているそうです。
私は以前から投資信託は購入していたのですが、それ以外の国内外の株式投資には手を出していませんでした。
しかし、せっかく投資用の口座も持っていることだし、ちょっと流行りに乗って国内株式への投資を始めてみたのが2020年の7月。その後、思うところあって半年後の2021年の1月には持ってる株を全部売り、現在はいったん購入を停止しています。(投資信託は継続しています)
今回はそのあたりの経緯を記しておこうと思います。
国内株式投資
2020年7月:2社の株を購入
まずはやってみないことには始まりません。
大して知識もない状態で、まずは聞いたことある会社の株式購入を検討。国内株式への投資は、かなり高額な資金が必要な場合もあるため、最初はけっこうビビりますね…。(もちろん安く購入できる銘柄もあります)
購入したのは「良品計画」と「千葉銀行」。なぜこの2銘柄を購入したかというと、なんとなく身近だったから。なかなかのアホさ加減です。
購入から2週間後、「良品計画」のほうは海外店舗の撤退などの影響で大幅下落したため損切り(泣)、千葉銀行は少しずつ増え続けたので持ち続けることにしました。
2020年8月〜9月中旬:ちょっと増える
その後はビビりながらも値上がりしそうな株の購入を続け、一ヶ月で4万円ぐらいの利益が出ました。
さらにこの時期絶好調だったソフトバンクグループの株が上がり、2ヶ月目で8万ぐらいの利益!まさにビギナーズラック。
最初からこんな感じだったので「意外と簡単に儲かるじゃん!?」と勘違いしたのは仕方ないことなんです(笑)
2020年9月〜10月:20万円ぐらい減る
で、調子に乗って色々買ってたら次々と暴落。頼みの綱だったソフトバンクグループ株も一時的に暴落し、怖くなった私は合計20万円ぐらいのマイナスで損切り(涙)
ちなみにソフトバンクグループはその後持ち直し、今なお過去最高額を更新し続けています。最悪のタイミングで売り買いしてしまった…。
2020年11月〜12月:40万ぐらい増える
20万のマイナスで失意のどん底に落とされましたが、その後はネットや本で投資知識を脳に徹底的に叩き込み、戦略的な投資を開始します。
さらに、バイデン大統領当選やコロナワクチン開発の効果などで11月は株価が一気に上がり、手持ちのゲーム関連株や半導体関連株で40万円ぐらいのプラス利益確定! 損失分を大幅に取り返しました!!
うおおおー!!!(ง `ω´)ง
結果:半年でプラス19万
それ以外の株もチマチマと上げ下げを繰り返し、2020年後半の半年間の結果結果は19万円のプラスとなりました。結果だけ見れば、初心者としてはなかなかなのモノではないでしょうか。
ついでに配当も9404円もらえました。わーい。
2021年:国内投資やめました
投資生活はけっこう好調に進んではいたのですが、2021年に入ってからは手持ちの国内銘柄は全て売却し、現在はとりあえず投資信託(つみたてNISA)のみを運用しています。
理由は以下のとおり。
株をやめた理由① 精神的な疲弊が激しい
いちばんの理由はコレ。もうね、株の値動きが気になって気になって気になって仕方なくなるんですよ!
それこそ、朝起きてから食事中、仕事中、入浴中から寝るときまで、常に値動きが気になってしまいます。全然気が休まる瞬間がありません。。
まあ、これは私が貧乏&貧乏性だからというのが理由なのでしょう。お金に余裕があれば、ここまで精神的に疲弊はしないのかもしれません。
株をやめた理由② 損切り&値下がり株ホールドがツライ
私の場合は「株価が購入時より5パーセント下がったら損切り」とルールを決めていました。性格的に損切り自体はためらいなく実行できるのですが、やはりお金お失う感覚はツライものがあります。
また、購入時よりも下がった状態の株を持ち続けるのもやはりツライ。なんというか、上がった嬉しさよりも下がった悲しみのほうが強いような気がします。
株をやめた理由③ ギャンブル要素が強すぎる
チャートやテクニカルを学ぶことで勝率を上げることは確かに可能です。私も短い期間ではありますが、投資の知識が役に立ったケースが多々ありました。
とはいえ、いくら勉強したところでセオリー通りにはいかないことも多く、結局は上がるか下がるかは2分の1なんですよね。言ってしまえば競馬やパチンコと同じです。
まあ、これも当然といえば当然です。知識をつければ必ず勝てるのであれば、世の中の投資家はみんな億万長者ですよ(笑)
もちろん、勝率を上げた状態で勝ち負けを繰り返していけば、いつかは大きな結果につながるのかもしれませんが、そうすると上述の「精神的疲労」が激しくなり、やっぱ無理ってなります。
…ということで、現在は国内株式への投資はいったん停止しています。お金が増えるのは魅力ですが、精神をやられてしまっては元も子もありません。
一度は国内株式投資はやるべき理由
ここまで投資をやめた理由を書いておいて何ですが、この国内株式への投資、無理のない範囲で1度くらいはやっておくことをオススメします。
理由は2つ!
投資をやるべき理由① 経済の知識がつく
株を持っていると、経済ニュースが気になるようになります。
会社や業界そのものの動向や、株に影響を与える事例。国内だけでなく、世界各国のニュースを見るようになるため、自然と知識が増えていきます。
社会で働く上では、経済動向を知ることはけっこう重要です。世の中が何を求めているのか、常に意識することができるようになります。
あと、会社についての知識も付きますね。どの会社と会社が提携してるとか、興味を持たないと知り得ない知識がたくさん身につきました。
私なんて株式投資をするまで、ソフトバンクグループは携帯電話がメインの会社だと思ってましたもん。まさか投資がメインの会社だったなんて…。
投資をやるべき理由② 話題が豊富になる
経済に詳しくなることにより、話題の持ちネタがかなり豊富になります。
例えば打ち合わせのときや仕事関連の飲み会の時。話の流れで経済の話になったとき、少なくとも知識で遅れをとることはなくなり、相手に知的な印象を持ってもらえるはずです。
「話題が豊富」であることは、対人においてはかなり有利な武器となります。知識があって損することはありません。
まとめ
今回は国内株式投資のメリットとデメリットをいくつか挙げてみました。
株式投資は人によって向き不向きがあるため、万人にオススメできるものではありませんが、社会人として得られるものが多いのも事実です。
自分に無理のない範囲で、一度はチャレンジしてみる価値は大いにある思います。