音楽ストリーミングサービスが主流となってきた現在、CDを実物で購入する機会がめっきり減ってしまいました。私も普段はApple MusicやSpotifyなどのサブスクを利用しています。
こんな私が超ひさしぶりにCDアルバムを購入してしまいました。
「SEIKO MATSUDA 2020」初回限定版です!
デビュー40周年記念アルバム
収録曲
松田聖子デビュー40周年を記念して作られたアルバム「SEIKO MATSUDA 2020」。収録曲はコチラ。
01.瑠璃色の地球 2020
02.セイシェルの夕陽〜40th Anniversary〜
03. 赤いスイートピー English Version
04. SWEET MEMORIES〜甘い記憶〜
05.いちご畑でFUN×4
06.風に向かう一輪の花
07.La La!! 明日に向かって
08.40th Party
09.そよ風吹いたら〜I can hear the sound of the waves〜
10.赤いバラ手に抱え
40周年!?
過去作品のリバイバルと新曲を含めた意欲作となっていますが、そもそもこの見た目の美しさで40周年というのがスゴすぎる。
松田聖子といえば、私が小学生時代(80年代)にカリスマトップアイドルとして君臨していました。それから40年、いまだに現役でこの美しさ。どうなってんのコレ!?
リバイバル4曲が素晴らしい
私は当時からインスト音楽ばっかり聴いている変わり者でしたが、この松田聖子さんの曲と歌詞、アレンジは大好きでした。(ちなみにトシちゃん(田原俊彦)の曲も好き)
特にバラード曲の数々がお気に入りだったのですが、今回はそんな名曲の中から4曲がリアレンジされて収録されています。これは嬉しい!
個人的には「瞳はダイアモンド」もリメイク収録してほしかったなぁ。
瑠璃色の地球 2020
オリジナルは1986年発売のアルバム「SUPREME」収録。実は私、当時はこの曲の存在を知らず、2001年の紅白歌合戦で歌った際に「新曲を出したんだ〜」と勘違いしてました…。
でも勘違いするのも仕方ないかもしれません。この曲にはいわゆる「80年代」的なJ-POP感をまったく感じさせない、洗練された美しさがありますから。。
今回のリアレンジも原曲のイメージをそのまま活かした、いわゆるブラッシュアップ的な内容になっています。ファンとしては非常に嬉しいリメイクです。
SWEET MEMORIES〜甘い記憶〜
今回のリアレンジ4曲の中ではダントツで好き。リピートにして何度も聴いてます。
もともと印象的なメロディと歌詞に加え、原曲よりもさらにジャズテイスト強くしたアレンジによって、大人の雰囲気が大幅に増しています。
さらに今回は中間部の歌詞が日本語になっており、原曲とはまた違ったインパクトがあります。
ちなみに松田聖子さんの歌詞によく出てくる「〜だわ」という語尾、一般的には女性言葉として知られていますが、実際に「〜だわ」と話す人には会ったことありません。もはや松田聖子楽曲の専用用語です(笑)
「実際に赤ちゃん語を話すのは大人だけ」っていうのと同じテイストでちゅ。
セイシェルの夕陽
1983年発売のアルバム「ユートピア」収録。こちらも原曲のイメージそのままのリアレンジ。イントロその他で使われるトランペットのフレーズがとても印象的です。
リアレンジと言うと、もとのフレーズを活かしつつ、どうやって現代的にアレンジし直すかを考えてしまいがちですが、この曲のように原曲のイメージを変えずにブラッシュアップする手法はファン心理を突いていて素晴らしいです。
赤いスイートピー English Version
こちらも松田聖子さんを代表する名曲。1982年発売のシングルですが、今回は英語歌詞になって復活です。
今回のリアレンジ版も、聖子さんの歌唱力も相まって死ぬほどカッコイイ。余計な感想は書きません。必聴です。
ちなみに「赤いスイートピー」と「セイシェルの夕陽」は新たにPVが作られていないようで、残念ながらYoutubeリンクは貼れません。アルバムを購入するか、AmazonMusic Unlimitedに入会しましょう。
新曲たちも素晴らしいが
今回のアルバムに、新曲ももちろん素晴らしいのですが、やはり聖子ちゃん世代にとってはリバイバルされた4曲が最高です。
全世代におすすめですが、昭和40年〜50年生まれは特に必聴のアルバムですよ。