※この記事は2017年時点での制作環境です。最新版はこちら
サウンドクリエイターの荒井智典(@incho3)です。こんちわ。
私はBGM制作を主業務としており、その方法はパソコンを使った作業で大部分が完結します。いわゆるDTM(デスクトップミュージック)と呼ばれる作業です。
もちろんレコーディングなどの外部作業が必要な場合も多々ありますが、私の仕事の性質上、レコーディングした素材のミックスやマスタリングも自宅で行い、納品まで完結することがほとんどです。
制作に関する記事は今後増やしていく予定ですが、まずは私の制作環境をご紹介します。
制作環境
パソコン
■メインPC
【Macbook Pro (Early 2015)13inch】
■CPU : 2.7GHz Intel Core i5
■メモリ : 16GB
■ストレージ : 250GB SSD
メインPCはMacbook Pro (Early 2015)13inchです。店舗ではなくネットのAppleStoreでカスタマイズしたものを購入しています。
以前まではデスクトップPC(主にiMac)を使用していたのですが、ここ数年のAppleのノートPCは十分に性能が高く、機動性や音楽制作以外の雑務(ブログとか経理)での汎用性を考え、現在はMacBook Proを使用しています。
ただし、DTMにおいてはモニター画面が広いほうが圧倒的に作業がしやすいので、外部出力モニターは必須です。私は27インチモニターとHDMI接続し、MacBookの画面とデュアルで作業しています。
つまり、音楽制作時には外部モニターや外部HHDを接続し、ほぼ据え置きPCとして使用。それ以外の作業時はモバイル機として持ち歩けるようにしています。
…持ち歩くと言っても、気分転換にリビングや近所のカフェでブログ書いたり、その程度なんですけどね。
このPC、メモリやCPU性能は音楽制作には十分なのですが、SSDを250GBにしたのは失敗でした。。プラグインは外部HDDに入れることを前提に、本体SSDは予算をケチって小さくしたのですが、かなり余裕がありません。せめて500GBにしておけばよかった…。
また、サブ機としてiMac 2007年モデルも現役で使用しています。こちらはMIDIデータ制作の仕事の際に使用しています。
※追記 2020現在、さすがにiMac2007は現役引退してます
DAWソフト
Apple 【Logic Prp X】
もともとはDigital Performerユーザーでしたが、ソフトシンセメインの制作に移行した2010年ごろからLogicを使用しています。
Logicはデフォルトで付属の音源、プラグインの品質が素晴らしいため、サードパーティー製のプラグインを必要最低限に絞ることができます。ソフト自体のの価格も安く、コストパフォーマンスは最高のDAWです。
周辺機器
■スピーカー : YAMAHA MSP5
■オーディオインターフェイス : Steinberg UR12
■MIDIキーボード : Roland A-49、KORG microKEY25
■アンプシュミレーター : POD HD500
■マイク : audio-technica AT2035
このあたりは、別途ブログ記事にアップしていく予定です。
割と一般的な機材です
知識のある人が見ればわかるのですが、実はここまで紹介した機材は割と一般的で、高額な特殊機材を使ったりはしていません。
逆に言えば、この程度の機材でも音楽制作の仕事をすることは十分可能ということです。もちろん、これよりもずっとコンパクトな設備でも制作は可能だと思います。
…もちろん、仕事を得ること自体が大変なのは言うまでもありませんが…。
今回は機材の全体概要のご紹介ですが、今後は機材個別の詳細をアップしていこうと思います。