音楽の話

【楽曲コンペ】参加条件や情報取得、必要な能力はコレ!【挑戦と失敗、そして勝利への日々】

楽曲コンペってご存知でしょうか?? 

世の中に出回っているアーティストの楽曲の多くは、作曲家・作詞家から募集した作品から選出する「コンペ形式」で採用されています。

私もダメ人間からの脱却を目指していた2010年ぐらいからコンペ参加を続けています。

(ここでは特に触れないかぎり、メジャーでのコンペを前提とした内容となります)

ヨメサン

コンペに参加するようになってから、わりと考え方が前向きになったような気もするよ

インチョー

強制的に行動せざるを得ないから、自然と前向きになるのかも…。

この記事では下記について記載しています。

  • 楽曲コンペとは?
  • コンペ情報を得る方法
  • 必要な能力
  • 楽曲コンペに対する考え方

これから楽曲コンペにチャレンジしたいと考えている人はもちろん、すでにコンペに参加している人にも役に立つかと思います。

楽曲コンペ:最初のハードル

最低限の作曲能力は必須

この楽曲コンペ、実は参加すること自体にそれなりのハードルがあります。

まずはコンペの情報を得ないことには話は始まらないのですが、そのための王道手段としては「作家事務所と何らかの契約を結ぶ」ことが挙げられます。

この場合の作家事務所とは、「作曲家・作詞家のマネジメントを行う組織」のことを指します!

今はネットで調べれば作家事務所は多数ヒットしますが、そもそも作家事務所に所属するためには最低限の音楽制作能力が必要です。

印象的なメロディ作曲とコード進行の理解はもちろんのこと、ある程度のアレンジ能力も必要となります。

楽曲コンペ!作曲の段取りを実際の曲を使って大公開!楽曲コンペにおける作曲の具体的な手法・段取りを、実際に提出した楽曲をサンプルにして公開します。 楽曲コンペは発注から締め切りまでが1週間程度であることが多いです。作り始めはノリと勢い。時間をかけるべきは仮歌の調整。...

アレンジ能力もほぼ必須

本来はメロディの良さを競うはずの楽曲コンペですが、ここ数年は自宅DAW環境で作れる楽曲アレンジのレベルが格段に上がっており、それなりのレベルのアレンジをした楽曲でないと選考の際にまったく目立ちません。

「ギター1本弾き語り!」で大丈夫な時代もあったらしいですが、おそらく現在では不可能…とまでは言わないまでも、相当厳しいでしょう。

まずは「作家事務所に所属できる程度の実力をつける」。これが最初のハードルとなります。

楽曲コンペ!DTMerなら一度はチャレンジしてみるべきと思える4つの理由個人でDTMで音楽制作活動をしているのであれば、1度ぐらいはコンペに参加してみるのは悪くありません。個人活動だけでは見えてこない、成長につながる要素がたくさんあります。今回は楽曲コンペに参加することによる、ポジティブな要素をいくつか挙げてみたいと思います。...

楽曲コンペ:制作スケジュールが厳しい

一週間で仕上げる!

無事にコンペ情報を得ることが出来るようになると、次は制作スケジュールの厳しさに面食らうことになります。

コンペの発注から提出までの期間は1週間程度であることが多く、短いと3日とかの場合もあります。

私はコンペに参加する以前は、歌モノ曲を作るのには2~3ヶ月ぐらいかけており、それが普通だと思っていました。最初に1曲を1週間で作るというスケジュールを聞いた時は普通にビビりましたよ(笑)

必要なのはワンコーラスのみ

もちろん1曲と言っても、コンペ提出には1コーラス(イントローAーBーサビ)で十分なことが多いため、だいたい平均1分30秒~2分程度の長さの曲を作り続けることになるのですが、それにしても納期がが早い…。

インチョー

もしコンペ参加前にこのスケジュール事情を知っていたら、ビビって参加しなかったかもしれないッスよ(笑)

ヨメサン

根性ないからねぇ。

とはいえ、この制作ペースは「ある程度の数をこなす」こと、そして「制作の流れとコツをつかむ」ことで徐々に慣れていきます。逆に「時間をかければ良くなるとは限らない」と思うようになってきました。

このあたりについては、追々ブログに書いていきたいと思っています。

楽曲コンペ!イントロと頭サビ、どちらが良いのかを考察イントロか?頭サビか?楽曲コンペで提出する曲は、1コーラス構成(Aメロ-Bメロ-サビ-エンディング)で1分半〜2分程度におさめるのが一般的です。この短さだと、やはり冒頭のインパクトがかなり重要になってきます。...

楽曲コンペ:採用率はもっと厳しい!

採用率1%という現実

しかし何よりも問題なのは「コンペの採用率の低さ」これに尽きます。

まあ、採用率が低いのは当然です。実力ある作家たちがこぞって自信作を提出し、採用されるのは基本的に一人だけですから…。(アルバムやカップリング曲の場合は採用枠が増えます)

一般的に、メジャーコンペの採用率は「実力があることを前提に1%」だそうです。100曲提出して1曲採用されればラッキー!という、なかなか無茶苦茶な世界です。

常に赤字状態…

そして、採用されなければ全く収入につながりません。…というか、仮歌や仮歌詞を外注していればその時点で赤字です。

もちろん楽曲のストックは増えますし、経験値も上がるのでメリットはありますが、厳しいことに変わりはありません。

インチョー

自信満々で提出したものの全然ダメで、数曲提出しただけで早々に諦めてしまう人も多いらしいッスよ

ヨメサン

まあ、これじゃ諦めるのも仕方ないわね。

ちなみに私自身の採用率を調べてみたら3.66%でした。平均よりは高いですが、まったく安心できる数値ではありません。。日々是精進。

多動性のひとつとして

コンペに関しては、作曲家の田中公平氏のこのエントリーで指摘されているように、問題点も多いです。 

作家が「コンペのみで生計を立てる」というのは今の時代にはナンセンスですし、ほぼ不可能と言えるほど難しいでしょう。

しかし「個人の時代」「多動力がものを言う時代」の選択肢のひとつとして、この楽曲コンペに挑戦するのは悪くないのではないでしょうか?

技術レベルは確実に上がりますし、時代に合わせたアレンジ能力も身につけることができます。また、やり方によってはプレーヤー、作詞家、作曲家といった人脈形成にも繋がる可能性もあります。

楽曲コンペ!DTMerなら一度はチャレンジしてみるべきと思える4つの理由個人でDTMで音楽制作活動をしているのであれば、1度ぐらいはコンペに参加してみるのは悪くありません。個人活動だけでは見えてこない、成長につながる要素がたくさんあります。今回は楽曲コンペに参加することによる、ポジティブな要素をいくつか挙げてみたいと思います。...

私は【コンペ参加】+【制作請負】+【個人での各種活動】という軸で、しばらく行動してみたいと思います。

なんとか良い結果につなげたいところです。

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