運動不足解消のため、日々筋トレと有酸素運動に励むサウンドクリエイター、インチョー荒井です。こんちわ。
今回は千葉県にある鋸山(のこぎりやま)登山に行ってきました!
初心者でも登りやすい低山ということで、日頃のトレーニングの成果を試してきます。
鋸山(のこぎりやま)
概要
千葉県にある鋸山、正式名称は乾坤山といいます。標高329.4mで、日本百低山に認定されているそうです。
ロープウェイが設置されており、地獄のぞきや百尺観音など、地元の観光名所となっています。
山は凝灰岩で出来ており、建築資材として江戸時代から採石が行われていました。この採掘のために露出した岩肌がノコギリのように見えるため「鋸山」と呼ばれるようになったそうです。
この岩肌がまるで古代遺跡のように神秘的で、通称「ラピュタの壁」と言われています。確かに天空の城を連想させる佇まいです。
登山ルート
ふもとからの登山ルートは「関東ふれあいの道」と「車力道」の2つ。低山ということもあり、どちらも初心者でもチャレンジできます。もちろん初心者向きとは言え、露出した岩肌や滑りやすい箇所も多いため、登山靴や雨具、水分などの装備は必須です。
ちなみに山頂駐車場まで車で行くことも可能です。ただし、山頂にある大仏や千五百羅漢などの名所をすべて回ると、起伏のある歩道を40分〜50分は歩く必要があるため、これはこれで大変です。。
今回はロープウェイ山嶺駅駐車場に車を停め、「関東ふれあいの道」で山頂を目指し、そこからロープウェイで下山するコースです。レッツゴー!
登山開始!
関東ふれあいの道
2つある登山ルートから、なぜ「関東ふれあいの道」を選んだかというと、名前的にラクそうだったから(笑)。もう一つのルート「車力道」は、なんだか名前からして大変そうじゃないですか。。
まずはマップAの分岐点。正面の階段を登ると「関東ふれあいの道」、左に行くと「車力道」です。
スタートからかなりの距離と傾斜の階段が!!
「楽そうだから」という理由で「関東ふれあいの道」を選んだ私にいきなりの洗礼(笑)初っ端から体力を奪ってきます。
階段を登りきると、次は自然の石段。木の根っこが出てるので、転ばないように注意です。
観月台
自然の石段を登りきると観月台に到着。東京湾を一望できる景色が素晴らしい!
この観月台からは鋸山の全景が見渡せます。石切場跡は絶壁になっており、本当に古代遺跡のようです。「ラピュタの壁」という異名も頷けます。
山頂へ
その後はゆるやかな傾斜が続きます。道中はウグイスの声が響き、メジロなどの小型の野鳥も見ることができました。はるか上空にはトンビなどの猛禽類が舞っています。
最後の方はかなりの傾斜の上り坂が続きます。鋸山は最初と最後がツライ!
山頂到着
スタートから50分弱、ようやく鋸山山頂へ到着です!
ちなみに山頂の日本寺に入るには参拝料が必要です(大人700円 小人400円)。ここまで登ってきてお金を持ってなかったらどうなるんだろう(笑)
百尺観音
山頂にたどり着くと「百尺観音」が出迎えてくれます。
石壁に彫った観音様ですが、とにかくデカイ!
昭和35年から6年の歳月をかけて作成されたそうです。航海、航空、陸上交通の安全を守る本尊として崇めらています。ご利益ありそう。
地獄のぞき
そして鋸山の名所「地獄のぞき」。高所恐怖症の私には文字どおり地獄です。誰だこんなとこに展望台作ったのはー!!怖すぎるだろ!!!
とはいえ眺望は絶景。房総半島が見渡せます。
山頂にはほかにも大仏様などの見どころがたくさんあるのですが、今回は時間の関係もあり、このままロープウェイで下山しました。
まとめ:登山初心者向き!
鋸山登山、ふもとからは40〜50分程度で、最初と最後はなかなかの急斜面ですが、全体的にはゆるやかな傾斜なので初心者向きと言えます。動きやすい服に登山用のシューズ、雨具に水分といった最低限の装備があれば登頂は十分に可能です。
自然も多く、なにより東京湾を一望できる景観が素晴らしいです。登山初心者にオススメですよ!
拝観時間 拝観料
■午前8:00〜午後17:00
※17:00を過ぎると参道は暗くなります。時間に余裕を持ってお越しください。
※冬季は16:30をすぎると暗くなります。
拝観料
大人 | 700円 |
小人(4歳〜12歳) | 400円 |
アクセス
【電車でお越しの方】
・JR「東京」駅より内房線「浜金谷」駅もしくは「保田」駅下車
※ロープウエイご利用の場合は、「浜金谷」駅下車
※表参道からのぼる場合には、「保田」駅から遊歩道
・東京 → 品川 → 久里浜・東京湾フェリー(35分) → ロープウェイ山麓駅 → 鋸山頂展望台
【車でお越しの方】
・東京 → 川崎 → アクアライン → 木更津 → 鋸南保田