2年前に我が家に導入して以降、ほぼ毎日のようにフル稼働している自動調理鍋「ホットクック」。
- 無水調理で美味しく栄養豊富な料理ができる
- 日々のメニューを考える手間が大幅に減る
- 火を見守る必要がなく、他のことに時間を有効に使える
- 家族にも料理を喜んでもらえる
…などなど、兼業主夫的にはメリットだらけのホットクックですが、使いすぎが祟ったのか一時的に不調になってしまいました。。
今回はその時の話を記録しておきます。
この記事ではホットクックのパーツである「まぜ技ユニット」を分解していますが、言うまでもなく保証期間内にパーツを分解してしまうと保証対象外になってしまうので気をつけましょう。
というより、そもそも分解自体が非推奨です。自己責任でお願いします。
ホットクック故障!?
ガリガリという異音が!
ある日、いつものようにホットクックで無水カレーを調理していたときのことです。
ガガガッ!!ガリガリガリ!!!
な、なんだ!!??
調理開始から数十分後、とつぜんホットクックから大音量の異音がしてきました。かなりビックリするほどの音の大きさです。振動がテーブルにも伝わってきます。
その後も時々ガリガリという異音を出しながらも、調理自体は進んでいるようです。この状態で途中でフタを開けるのも怖いので、とりあえず調理終了まで待ちます。
♪タンタラララリラリン♪
出来上がりです!仕上がりを確認してくださいね!
いつもどおり完了した…。中身は大丈夫だろうか…?
おそるおそる中を確認してみましたが、カレー自体は普通に美味しく出来上がっていました。あの異音は一体何だったのだろう…?
原因はまぜ技ユニット?
その後もときどき異音はするものの、料理自体は普通に出来上がっているので、数日間は気になりつつもそのまま使用していました。
で、あるとき気がついたんです。カレーやシチューなどの「まぜ技ユニット」を使用するメニューのときのみ異音が発生し、「まぜ技ユニット」を使用しないメニューのときは異音が発生することはなかったんです。
ということは、まぜ技ユニットをコントロールする本体部分、もしくはまぜ技ユニットそのものに問題がある…?
本体に問題があるとすれば修理に出すしかありませんが、まぜ技ユニットだけなら不具合を確認するぐらいならできるかもしれない…。そう思って、ちょっとまぜ技ユニットを分解してみることにしました。
最悪ぶっ壊れたとしても、まぜ技ユニットであれば単体でも販売しています。状況によっては修理よりも安く済むかもしれません。
まぜ技ユニット分解
ということで分解開始。さきほども書きましたが、分解すると保証対象外になってしまうので、保証期間内であれば素直に修理に出しましょう。
ツメ&ネジをはずす
まずは2箇所あるツメをはずし、カバーを取り外します。これは洗浄するときに普通に外すパーツなので、取り外しても問題ありません。
ネジを外してカバーを開けると、5つの歯車で構成された中身を確認することができます。歯車は外れやすいので取り扱い注意です。
本体はハイテクIoT家電だけど、まぜ技ユニット自体はアナログな作りなんだな〜。
どうやら作動時に異音がする原因は、この歯車が正しく噛み合っていなかったからでした。何かの拍子に中央の歯車がずれてしまっていたようです。
歯車を噛み合わせる
歯車が正しく噛み合うように、いちど外してはめ直します。歯車はミゾに乗っているだけなので、慎重に扱いましょう。
歯車を正しく設置することができたら、カバーを戻してドライバーでネジを締めて完了です。
修理完了!
まぜ技ユニット修理後、試しに料理を作ってみると…
コトコトコト…(調理する音)
おおっ、異音がしなくなってる!!
どうやら無事に治すことに成功したようです。料理も問題なく出来上がりました。これで晩ごはんの支度も万全です。
まとめ
今回はまぜ技ユニット自体のトラブルだったため簡単に修理することができましたが、もちろん本体のトラブルだった可能性も十分にあります。
異音の原因が本体にあるとすれば電気的な原因が考えられるため、素直に修理に出しましょう。素人がヘタに手を出すと危険ですよ!
便利だけれどけっこう高額商品でもあるホットクック。大事に使って長持ちさせましょう〜。
※おまけ 新しく発売されたフッ素加工の内鍋が超オススメ!